1:発狂くんφ ★:2013/08/04(日) 12:43:10.92 ID:???0
スポーツライター 浜田昭八
2013/8/4 7:00

過去の名声を引きずり、現実を直視しない人間に道は開けない。
大学野球で活躍し、2001年に「逆指名」でロッテに入団した加藤康介投手(35)。
大小の故障と2度の戦力外通告を乗り越え、プロ13年目で4球団目となる阪神で貴重な中継ぎ投手としてよみがえった。
「前向きに生きる」が信条だ。

■今季は勝ちパターンでも登板

救援失敗は自責の念が何倍にも膨らむ。前半戦最後の巨人戦での加藤がそうだった。
3点先行するも、七回に一挙8点を奪われて逆転負けした7月16日。
2点差の1死二、三塁で先発スタンリッジを救援したが、代打矢野謙次に初球を同点二塁打とされた。

「ボクのせいで展開が変わった。チームにも他の投手にも迷惑をかけた」と涙声で話した。
先発の白星をフイにして、継投の手順も狂わせた。加藤の1球降板で登板が早まった安藤優也、
筒井和也も打たれた。ぶざまな敗戦の責任を、一人で背負ったかのように加藤はしおれた。

だが、連投、3連投が当たり前の中継ぎ投手は、沈んだままでいられない。もともと気持ちの切り替えは早い。
和田豊監督も「加藤ら中継ぎ陣への信頼は揺るがぬ。あすも使う」と明言した。
その通りに翌17日、加藤は高橋由伸を三振に仕留め、巨人に傾いた流れを断った。

昨季の加藤は救援で41登板したが、“負けパターン”での中継ぎが多かった。
今季は藤川球児の渡米、榎田大樹の先発転向があり、救援陣が再編成された。
新ストッパーの久保康友の調子が上がらず、混乱が続く中で加藤は“勝ちパターン”でも起用された。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC2601H_X20C13A7AA2P00/
http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC2601H_X20C13A7AA2P00/?df=2




2:発狂くんφ ★:2013/08/04(日) 12:43:36.87 ID:???0
■「気持ちで負けない」強気の投球

この苦肉の起用の中で実績を残した。同点やリードした試合で中継ぎが好投すると、「ホールド」が記録される。
ストッパーの「セーブ」ほど注目されないが、継投策の成否のカギを握る。6月から7月にかけて、
加藤は自身の3登板、5登板で続けざまにホールドをマークし、継投策の潤滑油になった。

人柄は穏やかだが、速球を中心にした投球はいたって強気。左打者に対する起用が多いが、
右打者にスイッチされても左腕特有のクロスする速球で大胆に攻める。
「だれに対しても、気持ちで負けないと向かっていく」と言う。トレードマークの
サングラスを光らせて登板すると、期待の拍手が湧くようになった。

プロ入りは01年。選手が入団先を選ぶ「逆指名」で日大からロッテ入りした。
中大・阿部慎之助(巨人)、慶大・山本省吾(近鉄、現在はソフトバンク所属)らとともに
“売り手市場”で輝く大学生スターだった。加藤は期待にたがわず先発ローテーションに加わり、
1年目9勝、2年目11勝をマークした。ただ、2年目はリーグ最多の15敗。
「調子の波が大きい、使いづらい投手だったと思う」と振り返った。

■金銭トレード、自由契約に耐え

ケガがこのホープの投手人生を狂わせた。アレルギー体質の治療で3年目は出遅れ。
その後も左手けんしょう炎、右足首骨折が続き、登板は激減した。
5年目の05年にロッテはリーグ優勝したが、阪神との日本シリーズの登録メンバーに加われなかった。

この年には2軍戦とはいえヤクルト戦で完全試合を達成している。「上ではダメと見られたのか。悔しかった」。
失意の加藤に07年の開幕直後に、有無を言わせぬ移籍の追い打ち。オリックスへの金銭トレードが通告された。

オリックスでは07年は閉幕前に2登板しただけで2敗。08年は1軍登板がないままに自由契約になった。
30歳になった投手の自由契約は引退を勧告されたようなものだ。
だが、加藤は「まだやれる」と合同トライアウトに参加して横浜(現DeNA)に採用された。


3:発狂くんφ ★:2013/08/04(日) 12:43:59.20 ID:???0
横浜では救援専門の道を進んで、新境地を開いた。いい人との出会いもあった。
2軍監督から1軍代理監督になった田代富雄(現楽天コーチ)は「この人のためならと思わせる、心の広い人だった」。
超ベテラン工藤公康とブルペン仲間になれたのも幸運。体調管理から配球まで、プロの技を改めて吸収した。

■夢は今度こそ日本シリーズ出場

09年31登板、10年49登板と働いただけに、10年オフの戦力外通告には「なぜだ」という思いだった。
だが、すぐに阪神から声がかかり、テスト入団した。当時、コーチだった和田監督が球団に採用を強く勧めた。
FA移籍の元ロッテ同僚の小林宏之、元楽天の藤井彰人と同時入団だったが、両人とは大違いのひっそりとした入団だった。

11年は4登板だけ。横浜で2年間使い込んだ肩を癒やせた。そして今は「充実しているし、自分も努力している」と明るい。
そう言えるのは不遇のときにも「くさっていて、いいことはない。
前を向いて生きていたら、きっといいことがある」と思い続けてきたからだ。
1日の中日戦で満塁弾を食う失敗もあったが、夢は8年前に果たせなかった日本シリーズ出場である。


画像 6月28日の広島戦でプロ初セーブを挙げた阪神・加藤(右)=共同
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[日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2013年8月2日付]


引用元
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1375587790/


4:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 12:44:38.49 ID:y7ZLV0CT0
打たれだしてから記事にすんなや


5:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 12:45:42.14 ID:vNFKprlb0
満塁HR打たれた直後に言われてもなあ


12:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 12:58:21.99 ID:10QUvFJZ0
いくらベイスでもあの成績では捨てるよ、なんで化けるかな


13:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 12:59:19.68 ID:xvMnmrhk0
惜しい ちょっと記事遅かった


17:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 13:07:41.17 ID:P4A75Puv0
>10年49登板と働いただけに、10年オフの戦力外通告には「なぜだ」という思いだった。

防御率7.81だったからなぁ


28:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 14:02:48.62 ID:SkLe18dZ0
加藤や安藤はここんとこ打たれだしたけど
前半戦の活躍を考えればまだお釣りが来る
ちと登板過多気味だから少し休ませてやったほうがいいかもな


29:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 14:39:18.32 ID:SOuDGcb40
ルーキー時に江夏がフォームを絶賛してたのを覚えてる
加藤→シコースキーのリレーで勝ってシコースケってコールしたのもいい思い出


30:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 14:48:19.54 ID:ue3tlEHzP
あのゴーグルはなんのため?山井と同じ理由?


32:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 15:01:37.08 ID:OUqjzjuE0
2年目までで20勝してるのが凄い


33:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 15:03:03.29 ID:0TKj9IYS0
確かアトピー持ちなんだよな
汗かくと普通につらいだろうに


35:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 15:21:41.14 ID:Gqu61ggl0
防御率7.81なのに49試合も登板

こっちが「なぜだ」だよ


36:名無しさん@恐縮です:2013/08/04(日) 16:26:27.62 ID:xA8Sb3JjO
>>35
当時は左の中継ぎが加藤と篠原と水差しくらいしかおらんかったから当然調子悪くても加藤出さざるを得ない。
で、加藤自身打たれたり残したランナーを後の投手がもれなく返すから防御率がエライことに。