◇オープン戦　日本ハム―巨人（２０１４年３月５日　札幌Ｄ）

　日本ハムの斎藤佑がオープン戦初登板となる巨人戦に先発し、４回５５球を投げ、５安打２奪三振３失点だった。

　斎藤はカーブ、スライダーの制球がバラつき、暴投などで失点を重ねたが、直球はほとんど１４０キロ超え、新球のシュートで長野のバットを折る見せ場もあった。

　初回は坂本の中安、アンダーソンの２球目に坂本二盗、アンダーソンは３球三振、長野はシュートでバットを折られて遊ゴロ、村田の２球目に斎藤が暴投で坂本が先制のホームイン、村田は低めの球を中安、阿部には変化球攻めで捕邪飛に打ち取った。

　２回はロペス、高橋由、片岡をいずれも右飛に打ち取り、わずか９球で片づけた。

　３回は先頭の大田に左翼線二塁打、坂本を三振に打ち取るもアンダーソンにフェンス直撃の中二塁打を浴びたが、中堅・陽のフェイクで二走大田が三塁止まり、続く長野の二ゴロの間に大田が還った。さらに村田の遊安でアンダーソンが本塁を踏んだ、阿部は左飛でこの回２１球を投げて３安打２失点。

　４回はロペス遊ゴロ、高橋由を中飛、片岡を右飛に打ち取り、わずか８球で終え、この回で２番手の谷元にマウンドを譲った。

　登板を終えた斎藤は「久しぶりに札幌ドームで投げて、沖縄とは違う感覚があったし、投げやすいと感じた。ジャイアンツ相手というよりも自分のことを考えて投げた。結果的に３点を取られて悔しい。ここまでが良かったので、悪いところが出たと思って修正したい」と手応えも感じつつ、課題が見つかったこと自覚していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140305-00000138-spnannex-base

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