阪神藤浪、開幕2カード目中日戦登板へ

阪神の中西清起投手コーチ(51)が20日、藤浪晋太郎投手(19)が開幕2カード目の初戦となる4月1日の中日戦(京セラドーム)で先発することをほのめかした。

 ここのところオープン戦、練習試合で打ち込まれながらも前向きに捉える藤浪に、中西コーチは「収穫、収穫と言っているが、中日戦でおいしいものを食べさせてくれんと。腐る前に」と皮肉まじりに話した。

 藤浪は26日のシート打撃で最終調整し、本番に備える見通し。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140320-1272936.html



藤浪に虎・中西コーチが皮肉!?「収穫、収穫と言っているが…」

 阪神の中西投手コーチが20日、藤浪が開幕2カード目の初戦となる4月1日の中日戦(京セラドーム)で先発することをほのめかした。

 ここのところオープン戦、練習試合で打ち込まれながらも前向きに捉える藤浪に、中西コーチは「収穫、収穫と言っているが、中日戦でおいしいものを食べさせてくれんと。腐る前に」と皮肉まじりに話した。藤浪は26日のシート打撃で最終調整し、本番に備える見通し。(共同)

http://www.sanspo.com/baseball/news/20140320/tig14032015580015-n1.html

阪神・藤浪、2戦連続5失点で炎上も 光る修正力 省エネ投球、盗塁許さず

阪神・藤浪晋太郎投手(19)が18日、ヤクルトとの練習試合(神宮)で6回5安打5失点と炎上。前回登板の8日・日本ハム戦(甲子園)でも5回5失点と攻略されただけに、2年目のジンクスが頭をよぎった。

 この日は試合が中断するほどの強風が吹き荒れた。とはいえ2回にミレッジのソロ本塁打、4回にも3安打を許し1失点。2四球などで招いた6回2死一、三塁のピンチで畠山に3ランを浴びるなど計5失点。先発ローテの柱が2試合連続の炎上。中西投手コーチが「収穫、収穫とそんなんばっかりや。結果を出さなあかん」とカミナリを落とすのも当然だ。

 しかし攻略したはずのヤクルト、バックネット裏の他球団スコアラーは警戒を強めている。

 「決め球のスライダーをあまり投げていなかったし、もっと荒れるのかなと思ったら、コントロールもよかった」とヤクルト某選手。

 この日、藤浪がテーマに置いたのは省エネ投球。前回は5回で101球を費やしたが、この日は86球と大幅減。省エネで持ち味の荒れ球が消え痛打される場面も多かったが「いいテンポで投げられていた。そこに結果がついてくるのが一番ですけど。自分の状態としては悪くない」と想定内。これには前出選手も「次はきっちり修正してくるだろうし、ハマったら打てないから…」と戦々恐々の面持ちだ。

 「カーブの曲がり、変化の感覚をつかめたのは収穫だと思う」と藤浪が話すように、この日は直球とカーブ主体。セ球団スコアラーは「カーブが多かったのも、開幕へ向けた最終調整みたいなものだと思う。使えるか試したんでしょう」と警戒した。

 前回の日本ハム戦では3盗塁を許し、クセを見破られたと心配されたが、この日は盗塁を許さず。ヤクルト関係者は「考えてやっている意図は感じた。間合いを変えたり、けん制を投げるタイミングを変えたり。常にセットポジションで投げていたのも課題があるからでしょう」と修正能力に驚くばかりだ。

 「この前とは内容が違う。ボールがよくても結果が出ないことはある。しっかり自分のボールを投げられたことが多かった」と不敵な笑み。やはりただ者じゃない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000011-ykf-spo