スポニチアネックス 8月15日(金)11時40分配信

　阪神や日本ハムなどで活躍し、米独立リーグでプレーした坪井智哉外野手
（４０）が引退することが分かった。

　１４日、自身のブログで「坪井智哉は異国の地で、自らの意思でバットを置きます。
引退です」と明かしたもの。

　坪井は「この決断をするまでに色々なことを考えました。夢に向かって最後の最後まで
諦めない、このことだけを自分に言い聞かせて　本当はあと１０年でも２０年でも野球を
していたい　やっぱり野球が大好きだから　しかし、チームに必要とされなくなった今、
もうそうするしかありません。この歳になって、レベルを下げてまでプレーするのは違うと」と
心境をつづっている。

　坪井は１９９８年に阪神にドラフト４位で入団。０３年に日本ハムに移籍した。２０１１年限りで
オリックスを退団し、米国でプレーを続けていた。日本での３球団の通算成績は１０３６試合で
打率２割９分２厘、３２本塁打、２６５打点。昨年９月には左肩を手術。今季はアトランティック・
リーグのランカスターと契約したが、若手起用の方針で出場機会に恵まれず、退団した。

　また「今後のことは今は何も考えていませんが。暫くは今まで酷使してきた身体に感謝しつつ、
充分労ってあげようと思います」とし「今まで応援してくださった真の坪井智哉ファンの皆様、
本当にありがとうございました」とファンに感謝。「明日からただのおっさんになりますが、
また何処かで笑顔で会いましょう」と締めている。

　１８日に日本で引退記者会見を行う予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140815-00000084-spnannex-base