阪神２軍秋季キャンプ（７日、鳴尾浜球場）“掛布２世”見つけた！　阪神・金本知憲監督（４７）が７日、鳴尾浜の２軍秋季キャンプを視察した。
掛布雅之２軍監督（６０）が手塩にかけて育成している来季３年目・横田慎太郎外野手（２０）の将来性に胸がワクワク。
約１時間にわたって密着指導して“５、６年かけて３割４０本の大砲に育てあげたい”と壮大なプランを語った。

バックスクリーンの上を越えていく推定１４０メートル超の特大弾に、入場制限がかかるほどスタンドを埋めた大勢のファンから、驚きの声と拍手が起こった。
金本監督も、横田が放った豪快な一発に目を細めた。

「振る力と飛距離を持っている。小さくまとめないで、３年かかって３割１０本にするよりも
５、６年かけて３割４０本というね。そういうつもりで育てていきたい」

阪神の生え抜きでシーズン打率３割、４０本といえば現在、２軍監督を務める掛布氏が１９８５年に記録して以来いない。
入団から２年間で１軍公式戦未経験の若虎に、可能性を見いだした。

所用で１軍安芸キャンプを離れて帰阪し、初の鳴尾浜視察。
掛布２軍監督が来季２年目の植田とともに“見てほしい”とイチオシしていた２０歳を初めて見た。
特打でさっそく“金本塾”を開講。
ロングティーで軸のブレを指摘すると、フリー打撃では掛布２軍監督も加わり、
「スタンスが広すぎて顔（の位置）がブレてしまう」（金本監督）と、幅を４足分から３足分に修正した。

テークバックで右肩が下がる点も指摘して、約１時間の密着指導。
指揮官からのアドバイスの効果で、横田は１４６スイングで２９発のサク越え。
「（足の）幅を意識するだけで全然、打球が違った」と驚いた。初めて鉄人と並んで指導した掛布２軍監督も
「金本監督が４０本打ったときは（スタンスが）狭かった。僕も一番、打ったときは狭かったから。
いいヒントを与えてくれた１日だと思います」と、直々の指導に感謝した。

生え抜きの４番を育てることは、監督就任直後からの重要テーマ。
安芸秋季キャンプ第１クールでは江越や陽川（ようかわ）を熱心に指導した。
横田も安芸の１軍キャンプに連れて行きたかったが、掛布２軍監督が手元に置いて育てる方針とあって、鳴尾浜に残した。
来年２月の春季キャンプでの１軍帯同には「そこまでのレベルにいってないと思う」と将は慎重だったが、
振れて飛ばせる才能は５、６年後の大砲を脳裏に描かせた。

テークバックで右肩が下がる点も指摘して、約１時間の密着指導。
指揮官からのアドバイスの効果で、横田は１４６スイングで２９発のサク越え。
「（足の）幅を意識するだけで全然、打球が違った」と驚いた。初めて鉄人と並んで指導した掛布２軍監督も「金本監督が４０本打ったときは（スタンスが）狭かった。
僕も一番、打ったときは狭かったから。いいヒントを与えてくれた１日だと思います」と、直々の指導に感謝した。

生え抜きの４番を育てることは、監督就任直後からの重要テーマ。
安芸秋季キャンプ第１クールでは江越や陽川（ようかわ）を熱心に指導した。
横田も安芸の１軍キャンプに連れて行きたかったが、掛布２軍監督が手元に置いて育てる方針とあって、鳴尾浜に残した。
来年２月の春季キャンプでの１軍帯同には「そこまでのレベルにいってないと思う」と将は慎重だったが、振れて飛ばせる才能は５、６年後の大砲を脳裏に描かせた。


http://www.sanspo.com/baseball/news/20151108/tig15110804050002-n1.html
2015.11.8 04:05

http://www.sanspo.com/baseball/photos/20151108/tig15110804050002-p1.html
金本監督は横田を直接指導。５、６年後には３割４０本の選手にするゾ

https://www.youtube.com/watch?v=_-k2HXltZJU


ロッテオリオンズ vs Fighters@川崎球場 　父　横田　背番号２

横田　慎太郎（よこた・しんたろう）

外野手。１９９５（平成７）年６月９日生まれ、２０歳。鹿児島県出身。
鹿児島実高から２０１４年Ｄ２位で阪神入団。１軍出場はなし。
今季は２軍で１０３試合に出場し、打率・２１３、９本塁打、３６打点。
２軍通算は１８２試合で打率・２１７、１５本塁打、５９打点。
１メートル８６、８６キロ。左投げ左打ち。今季年俸７２０万円。背番号「２４」。