1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:18:36.31 ID:CAP_USER9.net
今週末から甲子園出場をかけた戦いが始まる東京都。そのトーナメント表を見ても、どの高校が都立なのかを判別するのは難しいだろう。学校名から「都」の文字が消えているからだ。
かつて、東京の高校野球のトーナメント表や大会名簿などには、都立高校の学校名の頭に必ず「都」という表記が入っていた。
たとえば、都立勢として初めて甲子園に出場した国立(くにたち)高校なら、「都国立」という具合。
だが、近年はすべての都立高校から「都」の表記が外れている(武蔵高校など、都立・私立に同一名の高校がある場合は除く)。
東京都高野連に確認すると、2013年に東東京・西東京の割り振りを再編した際、「都」の表記を外すことに決めたそうだ。
その理由は「他の地域では公立校でも『県』などが頭につかないため」だという。
東京都の高校野球は、圧倒的に私学優勢の歴史が続いていた。だが、今や「都立だから弱い」「私学だから強い」という図式は成立しない。
近年の日野高校のように鋭いスイングの強打線が中堅私学を圧倒するシーンを見ていると、どちらが都立高だかわからなくなる。
東京都高野連の「都」を取り去る決断に他意はないとしても、過去の遺物をついに一掃したようにすら感じられた。
なぜ、都立高は私学と遜色なく戦えるようになってきたのか。いくつかの要因から考えてみたい。
「1995年の夏に東東京のベスト4に進出して、『もうワンチャンスあれば(甲子園に)行けるな』という手応えがありました。
そうしたら、1999年の夏に城東高校が甲子園に出て……。『先を越された』という思いもありましたが、
以前から知っている有馬(信夫)先生が出たことで『絶対に自分も甲子園に行こう!』と思えました」
こう語るのは、2003年の夏に都立雪谷(ゆきがや)高校を甲子園へと導いた相原健志監督(現在は私学の日体大荏原高校の監督)だ。
夏の甲子園への扉をこじ開けた有馬監督は、現在も都立高(総合工科高校)の監督を務めている。
そんな有馬監督に「都立勢の躍進の理由」について聞くと、こんな答えが返ってきた。
「指導者が『その気になった』ということでしょう。そもそも、我々の世代は『都立は弱くない』と思っていましたから。
自分が高校生の頃は、甲子園に行った国立だけじゃなくて、西東京で2回準優勝した東大和など強いチームがあった。
その土壌がまずあって、本気で甲子園を目指すような都立が増えてきた。
『目標はベスト8』なんて言っているチームは、ベスト8にもいけません。
予算もない、環境もない、普通の都立である城東が甲子園に行ったことで、『夢』が『目標』に変わったのだと思います」
都立勢として1980年夏の国立以来、また、東東京からは初めて甲子園出場を果たした城東。
有馬監督が異動して梨本浩司監督(現・文京高校監督)に交代した2001年夏にも再び甲子園に出場すると、
2003年夏には雪谷が甲子園へ。つまり、この5年間は都立勢が3回も甲子園に出場したことになる。
その後は、2009年夏に雪谷が、2013年夏に日野が西東京で準優勝と、
甲子園まであと1勝に迫り、2014年には小山台高校が21世紀枠として春のセンバツに出場した。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160702-00010000-sportiva-base
webスポルティーバ 7月2日(土)7時10分配信
引用元
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1467415116/
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1467415116/
2: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:19:46.94 ID:CAP_USER9.net
都立高がレベルアップした背景として欠かせない存在なのが、「高校野球研究会」だ。
30年以上前に都立高のレベルアップを目指して、当時、大島高校の監督を務めていた樋口秀司さん(故人)と、
世田谷工業(現・総合工科)の監督を長らく務めた長嶺功さんらが中心となって指導者向けの交流会を立ち上げた。
現在は私学や他県の指導者も参加するようになっている。途中から高校野球研究会のメンバーになった有馬監督は言う。
「講習会の後に飲み会があって、そこでいろんな人に野球のことを教わりましたよ。
高校野球研究会のメンバーと合同練習をすることもあります。
城東は他の運動部との兼ね合いがあって、グラウンドが使えないことが多かったんです。
それでも、練習試合の相手には事欠かなかったですからね」
この高校野球研究会によって、都立高の指導者間で強固な結びつきが生まれた。
「ライバル」というよりも、切磋琢磨する「同志」という感覚に近いだろう。
江戸川高校監督時代に東東京ベスト4に導くなど、都立高の名監督として知られた福嶋正信監督が、
小山台の監督としてセンバツに出場した際、有馬監督は「高校野球研究会の仲間として、本気でうれしかった」という。
そして、2004年度からは「文化・スポーツ等特別推薦」という制度ができ、都立高でもスポーツ推薦によって有望な中学生を確保できるようになった。
現在は都立高の野球部49校がこの制度を活用し、総合工科はその中で最大の10名の枠を持っている。
「ウチは面接点や中学の成績などの調査書点、反復横跳びやシャトルランなど運動能力の実技点で評価しています。
でも、夏の練習会で見て『いい選手だな』と思っても、『取ります』と確約はできないルールなんです。
だから入試の前に私学から声が掛かって、そちらに行ってしまうというケースもありますね」(有馬監督)
都立高の強化が進む一方で、私学にはある異変が起きていた。「中堅私学」と呼ばれるレベルの学校が、軒並み低迷するようになったのだ。
キーワードは「進学校化」と「共学化」。
スポーツで名前を売って生徒を呼ぶのではなく、進学実績を重視する方向にシフトする学校が増えた。
近年では日体大荏原、安田学園、岩倉など、男子校としてのイメージの強い学校も共学化の道を選んでいる。
単純計算で全校生徒の半分が女子になれば、野球部員の数が減るのも自然だろう。
また、ある中堅私学の監督は、こんな本音を漏らしていた。
「学費の面で比較されてしまうと、『都立に行こう』となる親御さんが多いんですよね……」
2010年から2014年まで行なわれた公立高校の授業料無償制という施策も
、中堅私学の「脱・スポーツ化」を促した感がある(現在は家庭の所得によって負担額が変わる制度に変更された)。
少子化が進むいま、私学も生き残りをかけて必死なのだ。
今年の4月から日体大荏原の監督に就任したばかりの相原監督はこう語る。
「いかにして荏原の魅力を打ち出して、中学生に選択してもらえるか
。ウチも生徒が集められず、厳しい時期がありましたが、今年は50人の1年生部員が入ってきて脱却しつつあります。
これを継続できれば、荏原の復活も近いと考えています」
3: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:20:28.02 ID:CAP_USER9.net
依然、トップレベルの私学の壁は高いものの、もはや都立高が上位進出することは珍しい時代ではなくなった。
だが、すでに近い将来を見越して「都立高の危機」について警鐘を鳴らす人物もいる。ほかならぬ有馬監督だ。
「あと5、6年もすれば、我々世代の監督が定年でごっそり抜けるでしょう。となると、次の世代がどうか……というと、あまり育っていない。
本気で甲子園を狙っている、情熱を持った若者が見当たらないんです」
有馬監督は「これはぜひ書いてください」と前置きした上で、若手指導者に向けて厳しい言葉を続けた。
「僕なんかは生意気な指導者でしたけど、上の人たちにガンガンぶつかって、いろんな人たちに育ててもらいました。
創価の近藤省三監督には練習試合をお願いして、0対38で負けたこともあります。
『チクショー!』とまたお願いしても、近藤監督は受けてくれました。
他にも国士舘の永田昌弘監督とか、岩倉の磯口洋成監督とか、みんな退任されていますけど、私学の先生は心が広くて、教えてもらいに行けば何でも教えてくれました。
僕だって、来たら何でも教えますよ。でも、今の若い指導者は誰もぶつかってきません。
高校野球研究会なんか来ても、飲み会には出ずにすぐ帰ってしまう。私学には聖パウロ学園の勝俣秀仁監督とか、どんどん次の世代が出てきていますよ。
『かかってこいや! いつでも切磋琢磨しよう』と言いたいです。
確かに仕事が煩雑で忙し過ぎることはわかります。でも、僕らも上の人たちが情熱を理解してくれ、本当に寛容に育ててもらいました。
今度は僕らが若い人たちの情熱を理解して、応援する番だと思っています」
名将・有馬信夫の魂の咆哮(ほうこう)は若い世代の指導者に届くのか。
多くの先人たちによって築かれてきた「財産」が次の世代へと受け継がれるかどうかに、今後の都立勢の命運がかかっているのかもしれない。
10: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:27:15.76 ID:OkHowXTu0.net
推薦枠、この一語。
12: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:29:45.90 ID:xCush0GoO.net
学区制廃止したからだろ
13: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:31:57.13 ID:cuz/Uj880.net
リトルシニアでそこそこの子が私立に行かなくなったというか、見切りをつけた。
ウチんとこも一昔前はオール中学部活育ちが、最近は硬球経験者もいるみたい。
ま、3つ勝ったら大健闘レベルだがね。
ウチんとこも一昔前はオール中学部活育ちが、最近は硬球経験者もいるみたい。
ま、3つ勝ったら大健闘レベルだがね。
14: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:33:24.48 ID:6QeyhkO/0.net
学区制廃止と体育推薦導入
これが全てですわw
これが全てですわw
31: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 09:32:42.83 ID:Tl1HQ86o0.net
>>14
そんなもん野球に限った話じゃねー
三鷹のサッカー部とか見て見ろ
異常な部員数になってるぞ
そんなもん野球に限った話じゃねー
三鷹のサッカー部とか見て見ろ
異常な部員数になってるぞ
15: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:34:18.50 ID:Z5D5MZdj0.net
人気がなくなってレベルが下がった
そのため都立でも勝てるようになった
そのため都立でも勝てるようになった
17: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 08:35:22.69 ID:bFW0OvS40.net
経済面が大きいよ 大学まで行かせるとしたら
私立高校は痛い
私立高校は痛い
25: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 09:01:39.43 ID:1M0wx8Ad0.net
帝京いるから基本無理ゲー
27: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 09:15:35.88 ID:86AIhNnq0.net
坊主頭やめたからな~
都立は…
都立は…
30: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 09:29:50.77 ID:wBmqNEq50.net
ハッキリ言って 都立は学力ダウンが著しい
小山台は 30年前には 東大 東工大に進学する部員がいたけど
今はMARCCと日東駒専が大半だから 学力が低すぎる
昔の小山台は進学校で 周囲から尊敬されていたけど
今は 野球馬鹿学校で あまり尊敬されていない
あと応援団のガラが都内最悪なので
小山台はイメージで損をしている
もう少しキチンと応援指導したほうが良い
ガラが悪いのは今の生徒ではなくて
勝手応援団のおじさん・おばさんたちですけどね
小山台は 30年前には 東大 東工大に進学する部員がいたけど
今はMARCCと日東駒専が大半だから 学力が低すぎる
昔の小山台は進学校で 周囲から尊敬されていたけど
今は 野球馬鹿学校で あまり尊敬されていない
あと応援団のガラが都内最悪なので
小山台はイメージで損をしている
もう少しキチンと応援指導したほうが良い
ガラが悪いのは今の生徒ではなくて
勝手応援団のおじさん・おばさんたちですけどね
36: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 11:37:57.94 ID:rh0k7dz80.net
学区制がなくなったからだよ
石原慎太郎のお陰
石原慎太郎のお陰
コメント
コメント一覧 (6)
以前は、都立ファンの人は私立が特待生などで強化するの批判する人もいたけど学費が安い都立が推薦やってるって私立の特待生みたいなもんだよね。
都立が強化する分には特になんも言わないのかな。
高校野球研究会なんか来ても、飲み会には出ずにすぐ帰ってしまう。」
↑バカじゃねーの?せっかく指導方法とかの勉強会にいったのに、その後の酒入った状態で偉ぶった奴の自慢話&与太話聞くとか、やってられるかよwww遊びで指導やってんじゃねーんだぞ、こっちは。
時間と労力の無駄だ。所詮こんなもんだよ、自称指導者様方は。
いつだって頑張るのは選手だけ。勝ったら「私の指導の賜物」負けたら「選手の力不足」ってかwww
まともな指導者なんてほんの一握りだ
首都の特権でいいだろ。戻せや
教師は、部活むけの勉強会をするくらいなら、授業や生活指導の勉強会に参加すべきだよ。
野球部だけ教師率が高いのは何故なんだろうと言う疑問はある
うちの学校(公立)はサッカーやバレー、バスケ部の監督は外部の人で陸上は3人いて助監督一人は教師だけど他は外部の人なんだけど野球部だけは部長も監督も教師がやってる